・内容量 80g
・原材料名
緑茶
・原料 原産地名
福岡県産
・賞味期限
概ね1年程度
・商品説明
主に福岡県八女市・筑後市および八女郡広川町で生産される日本茶ブランド。
八女茶ブランド
八女茶とは福岡県内で作られたお茶のブランド名。
八女地方は、筑後川と矢部川の両河川から運搬された土砂(腐葉土)が交互に堆積した沖積平野からなっており、栽培されるお茶はコク、甘みを強く感じるものが多い。
霧の発生しやすい土地柄でもあり、太陽光を適度に遮ることで、茶の旨み成分であるアミノ酸類の生成を促進し、古くから天然の玉露茶として珍重されてきた。
茶の生育に関る気候も、八女地方は 日中の気温が高く夜間は冷え込む特有の内陸性気候である。
茶栽培面積は1580haで全国6位となっている。
玉露生産量日本一
生産地の特徴として伝統本玉露の生産量が日本一 (約45%) であり、そのためお茶の平均単価も日本一高い。日本有数の高級茶産地として全国的に知られている。
玉露は平成13 – 平成24年度の全国茶品評会で12年連続の農林水産大臣賞を受賞している。また平成25年度は農林水産大臣賞を逃したものの、同品評会入賞の玉露が一番多い産地に送られる産地賞を受賞。平成26年度全国茶品評会では普通煎茶4㎏、玉露部門で農林水産大臣賞を受賞、令和元年度まで再び受賞を続けている。特に平成19年度は、玉露の部の1位から26位までを独占し、他産地を圧倒した。
八女茶発生600年のはじまり
今から約600年前の日本は室町時代の中頃にあたり、明国(中国)で禅の修行を終えた栄林周瑞禅師が、筑後国鹿子尾村(現・八女市黒木町笠原)庄屋・松尾太郎五郎久家に、持ち帰った茶の種子を与え製茶技法とともに一般に伝え広めたことが「八女茶」のはじまりとされる。
玉雲堂の八女茶は水分量の管理が優れています
緑茶は吸湿性があり、水分含量が高くなると変質しやすくなります。 このため貯蔵や製造の観点からも、重要な項目です。「荒茶工程」で4~6%、「仕上げ工程」で2~4%が適正です。
玉雲堂の八女茶は「荒茶工程」での水分量の管理に優れており、お茶の香味がちがいます。
荒茶の加工は加工場を持つ茶農家が行います。摘み取った茶葉は新鮮なうちに、おおよそ 6時間程度 かけて荒茶に加工されます。
<荒茶工程のうち、お茶を揉む作業工程での水分量管理>
粗揉(そじゅう) 乾燥した熱風を送り込みながら打圧を加え、適度に摩擦・圧迫しながら揉みます。
揉捻(じゅうねん) 茶葉の組織を破壊して含有成分を浸出しやすくして水分の均一化を図ります。
中揉(ちゅうじゅう) 形も不揃いで水分含有量もまだ多いため、乾燥した熱風を送りながら打圧を加えて揉みながら、茶葉を解きほぐし、撚れた形を与えます。
精揉(せいじゅう) 茶葉内部の水分を取り除いて乾燥を進めながら、人間が手で揉むように一定方向にだけ揉みます。
・玉雲堂のエピソード
CDをジャケット買いしたというお客様がいらっしゃるように、玉雲堂の八女茶もパッケージ買いをされるお客様が多いお茶です。「八女」という地名は穏やかな印象を受けさせますよね。
お茶としての実力も確かで、コクの主張がありながらもお茶全体の統率を乱すほどではありません。
和菓子と一緒にいただくと〇
・水色
・茶葉
・八女茶の紹介
・スタッフの声
八女は、日本最古の茶畑として知られているように、八女茶のネームバリューは高いです。
まろやかに飲める八女茶は、煎茶好きの方にも、これから煎茶を飲んでみようかなという方にもお勧めです。
味はややコクが強め。