・玉雲堂物語~クリスマス編~
こんにちは!
クリスマスがどんどん近づいてきましたね。
玉雲堂は今年クリスマスソフトクリームを販売いたしております。
それにちなんだ物語となっております。玉雲堂の織りなす物語をお楽しみくださいませ。
物語はフィクションです。
・光が灯るのはツリーだけではない
街に舞う雪の数を数えることができないように、クリスマスには数えきれないほどの思いが飛び交うんだよ。
そういったロマンチックな語りはクリスマスに雰囲気がでるんじゃないかと
たくやは思っていた。
クリスマスをみどり(たくやの彼女)と、どう過ごそうか思案を巡らせるたくや。
ほんの些細なことで、ちょっとしたけんかになり、お互い謝るタイミングを失っていた。
そんなちょっと気まずい中でクリスマスに会う予定になった。
さて、どうしたものか・・・たくやが一人でデパートをうろついていると目に入った一枚のポップ!
「これだ!」思わず声にでてしまいちょっと恥ずかしいたくや。
待ち合わせ場所はイルミネーションが煌びやかな街路樹通り。
次から次へと灯っては消える華やかな光がツリーを彩り、あたりをクリスマス一色に染めていた。
少しだけ気まずいみどり。たくやはベンチから立ち上がる。「ちょっと待ってて」とたくやはどこかへ行った。
みどりは、ぼんやりと色鮮やかなツリーをみていた。
すると目の前に、クリスマスツリーのようなソフトクリームが!
「メリークリスマス!」
たくやは笑顔で、クリスマスソフトを手渡した。
するとみどりは一瞬びっくりしたような顔をしたかと思うとすぐに笑った
「外じゃ寒いから、デパートに行ってそこで食べよう」
イルミネーションの灯る街路樹通りを歩く二人。
自然とこぼれる二人の笑顔が目には見えない光を灯した。
いかがでしたでしょうか?
楽しんでいただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!!
失礼します!